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2019年6月22日(土) 19:59

グリスボックス

 仮組みの結果、サスアームとシャーシの間合いは、5ミリ確保できることが分かった。

 サスアームの折れ曲がりにはRが付いているため、シャーシのすぐ外側に出っ張りを設ける場合は厚さ3ミリが限度。
 外径16ミリのステンレスパイプを、長さ約3ミリで輪切りにする。フタとして外径16ミリのワッシャーと、サスアームが通るギリギリの穴としてM4ワッシャーを用意。

 サスアームは8本なので、8セットずつだ。

 まず、小さなワッシャーを大きなワッシャーにハンダ付けしハンドリングを良くしたうえで、ワッシャー穴を5ミリに広げる。

 この出っ張りは実車にも存在するが、スケールモデルとしての完成度を目指して製作するのではない。実用的な理由がある。
 そもそも、サスアームの根元に出っ張りが設けられている理由は何か?
 それは、防水である。

 可動シャフトを防水するには、隔壁を2重にして隙間にグリスを詰めるのが手っ取り早い。
 サスアームの根元には隔壁を2重化するのに充分な隙間は無い。グリス層の厚みは、2ミリを確保するのが限界だ。だが、たった2ミリでもグリス層があるのと無いのとでは、防水性が全く異なる。水没を完全に防御できる性能は難しくても、雨中の浸水を防ぐぐらいの効果は期待できる。

 たとえ雨の中を走らせないとしても、戦車がオフロードを走る以上、防塵には確実に役立つ。

 パイプをハンダ付けする加熱でワッシャーが分離してしまうので、皿ネジとナットでワッシャーを挟んで離れなくし、同時に作業性を確保。

 次々に、パイプをハンダ付けして行く。

 洗浄し、完成したグリスボックス。

 使える隙間が狭いため、小さいワッシャーを内側にせざるをえない。だから、グリス層は2ミリだけだ。
 小さいワッシャーを外側にする方が防水性には有利だが、それだと殆どグリス層を確保できない。

 このSタンクは、各所でパーツが1ミリの空間を奪い合っている。

written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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