Darkside(https対応しました)

2023年6月4日(日) 20:50

だいたい解決

 判明した現象。

 dhcpd.conf に option routers を記述しておくと、WiFi マークが出る。しかし、記述があると接続完了に時間が掛かる。要するに、無線カメラAPはインターネットに接続していないので、option routers は定義しようがない。それなのに、ダミーで定義したものだから、時間を食う原因になったと思われる。
 IP自動取得にしておくと、option routers を記述せず WiFi マークが出なくても、安定して無線カメラAPへの接続が続く(モバイル通信はオフにしておく)。どうやら、これが結論のようだ。ただし、本当に安定して映像が取得できるのかどうかは、しばらく様子を見るべきだろう。

 取り敢えず遠方を無線カメラで確認できるようになったので、ピント位置が近過ぎると確認できた。やはり、10メートル未満は捨ててレーザーポインターに任せるべきだ。
 15〜20メートルにピントを合わせるとしよう。やはり、正面装甲はすぐに取り外すことになったな。
 いざピント合わせを開始すると、意外にピントの合う範囲が狭い。そこで、20〜30メートルに合わせることにした。近距離はボケ気味でも影響が小さいし、レーザーサイト任せもアリだ。更には、操縦用広角カメラも役に立つ。最終的に、録画ボタンを送信機メニューボタンと兼用し、照準用望遠カメラだけでなく操縦用広角カメラもデジタルズーム対応にしたい。そうなれば、10メートルでもそっちが使用可能だろう。

 これで遂に、ハードウェアは完成。
 カメラを照準器に使えるよう、試写と調整を行えば長かったSタンク自作の旅も終わる。

 照準用望遠カメラは主砲から横に離れているため、パララックスが生じる。そこで、射程ごとのパララックスをセンサー面のピクセル単位で概算してみた。

射程
(メートル)
無限遠からのパララックス
(ピクセル)
5 356.3
10 181.5
15 121.8
20 91.6
25 73.4
30 61.3

 いちおう望遠カメラでは10〜30メートルまでを使用範囲とし、5メートルはレーザービームが視界に入るようにだけする。〜15メートルまでは2×2倍の領域を縮小表示し、20メートル〜はピクセル等倍によるデジタルズーム。更に、調整のための予備エリアまで考慮すると、カメラ映像は960×540の範囲を転送して来るぐらいで良さそうに思える。この転送範囲は、最初に設定せねばならず実行途中で変更することはできない。
 いっぽう、転送して来た960×540から更に一部を切り出すことは、その範囲を実行途中で自由に変更できる。

written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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