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2022年3月25日(金) 21:04
10年ぐらい前に、3Dテレビを盛り上げようと世間が頑張ったことがあった。3D撮影可能なビデオカメラも、発売された。
当時撮影した3D動画をVR180に変換してオキュラスで鑑賞できないだろうか?
当時の3D動画は、正面それなりの画角だけを撮影しトラッキングも想定していない。しかし、正面だけに映像があるVR180形式に変換できれば、何とかなるはずだ。いや、何とかならなくてもVR180動画として読ませてしまい、視界全体に広がりまくってもそれはそれで良いだろう。
まずは、当時のMVC形式を何とか扱わねばならない。試しに Davinci Resolve に放り込んでみるが、2D動画として扱われるだけ。仕方なく10年前に使っていた Power Director 11 を引っ張り出して読ませる。3D出力できるので、サイドバイサイドにする。
謎なことに、サイドバイサイドでフル幅を選ぶと解像度が上げられない。ハーフ幅なら、4K出力まで可能。
元は 1920×1080 のMVCである。それをサイドバイサイド・ハーフ幅ただし 3840×2160 で出力する。それを 3840×1080 にリサイズすれば、サイドバイサイド・フル幅の出来上がり。
しかしVR180としてそのまま読ませてみるなら、3840×2160 に水増し状態の方がベターかもしれない。中央だけに映像があるVR180に変換する方法を見つけるのは、かなり苦労しそうである。まずは、そのまま読ませてみよう。
しかし、オキュラスは内蔵メモリーにVR動画を蓄えておけるはずが、どうやら標準搭載のプレーヤーが無いらしい。
試しに無料アプリの DeoVR Video Player を入れてみるが、2Dなサイドバイサイドで表示されただけ。
そこで、有料の SKYBOX VR Video Player を試す。さすが有料だけあり、一発で3D動画になった。それもVR180ではなく、映画館のスクリーンに3D映画のごとく表示される。わざわざVR180として騙す必要なかった!
そう、映画館である。CGで描かれた無人の映画館に自分だけが座り、大スクリーンで3D映画を見ている。そんな仮想空間が表示される。それも、VR360な立体映像の映画館だ。凝っている。アスペクト比も、自動的に16:9化されている。
ちょっとした罠として、バッテリー付きのエリートストラップを使っているとファイル転送できない。本体のUSBコネクターにケーブルを接続しないと、PCからオキュラスが認識されない。
これは優秀だ、と調子に乗ってMVC形式のままのファイルを転送してみた。残念ながら、2D動画としか認識されなかった。閲覧には、サイドバイサイドに変換する必要があるようだ。
更に問題として、youtube がサイドバイサイドへの対応をやめてしまったこと。サイドバイサイドとオキュラスと適切な再生アプリの組み合わせは快適だが、それは内蔵メモリーに貯めればこそ。サイドバイサイドを youtube に公開しても、3Dとして閲覧してもらえない。そうなると、中央だけに映像があるVR180に変換するのがベターということになる。
この問題は VR180 Creator Tool で解決可能と判明。youtube 限定なら、動画にメタデーターを付加すれば良い。動画本体は変更しなくても、youtube が良きに計らってくれるのだ。メタデーターを適切に付加するのが面倒で、それを簡単に実行できるようになる。なぜか現在は VR180 Creator Tool のページが消えているのが不穏。
水平96度・垂直54度ぐらいのメタデーターにすると、youtube をオキュラスで見たときにヘッドトラッキングしないほぼ前面に広がって迫力あり。水平64度・垂直36度だと、映画館で鑑賞しているぐらいの雰囲気になる。
written by higashino [Virtual Reality] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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