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2022年6月29日(水) 22:12

歩き撮影の手ぶれ補正

 思い切り誤解していたが、旧来の3D動画を VR180 3D 変換する試みは殆ど無意味だった。
 確かにパソコン等のブラウザで youtube を見る限りでは、アナグリフ再生しかできなくなっている。ところが、Quest 2 から youtube VR で見ると、仮想スクリーンに3D表示されるのだ。わざわざ VR180 3D 変換することなく、同じことが実現できてしまう。Quest 2 を持っている鑑賞者からすると、VR180 3D 変換された意味など無いのだった。試しに、昔自分がアップしてアナグリフ化しちゃってる3D動画を再生しても、ちゃんと3Dで鑑賞できた。

 さて、手持ちで歩きながら撮影した VR180 3D 映像に、事後のソフトウェア電子式手ぶれ補正を施してその効果を見せる動画を作ってみたい。

 スカイツリー近くでサンプル用の動画を撮影。尺は1分ぐらい。
 普通に歩くと、足先が映り込むしさすがに揺れが激し過ぎる。そこで少し腰を落とし、抜き足差足な感じで速度半分。時速2キロぐらいで歩く。それでも、素の動画だとVR酔い必至なほど揺れる。
 これに、電子手ぶれ補正処理を施す。電子式手ぶれ補正はフレーム間の手ぶれを軽減するもので、露光中の手ぶれ・・・被写体ブレにもなる・・・は軽減できない。よって、パラパラ感があろうとも高速シャッターにした方が高画質を期待できる。

 処理時間は掛かるが回転ブレまで推測できる回転不変位相限定相関法を使い、結果に基づいて補正する。Quest 2 で鑑賞すると、手ぶれをかなり低減できているがまだ揺れが激しく感じる。我慢すれば鑑賞できるが不愉快というレベル。感覚として、2段分の効果はあるが3段分あるかどうかは怪しい。
 その場で動かずに手持ち撮影した場合は、充分な補正効果が得られると分かっている。だが、歩きながら撮ったものは手強い。 しかしソフトウェア処理だから、工夫による改善の可能性はある。

 まずは、ブレ量の推測をステッチ後の画像に対して適応するようにしてみる。魚眼なので、ステッチ前は丸い映像だ。中央付近なら良いが、周辺部の画像はブレ量の推定に寄与できない。しかし、ステッチすることでかなり周辺まで判定に活用できるはずだ。

 モノは試しと実際に VR180 3D 動画まで仕上げて Quest 2 で見たところ、性能が若干悪化していると感じられた。少なくとも、ステッチという余分な時間を掛ける価値は全く認められない。

written by higashino [Virtual Reality] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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